【No.472】転倒が寝たきりを招く?その関係と予防のポイント

高齢者の転倒は、視力障害や薬の副作用を除くと、多くは加齢や運動不足により、筋力や骨の衰え、バランス機能の低下などが原因で起こります。

 

特に注意したいのが、「転倒→骨折→寝たきり」へとつながる悪循環です。

 

転倒によって骨折を経験すると、「また転ぶのでは」という不安から外出を控えるようになり、やがて部屋にこもりがちになってしまいます。

これを「転倒後症候群」と呼び、活動量の低下によって身体機能がさらに衰え、再び転倒しやすくなるという悪循環に陥ってしまう恐れがあります。

 

実際に、一度転倒を経験した高齢者の約56.6%が、1年以内に再び転倒するというデータもあります(厚生労働省「国民生活基礎調査」2013年)。これは、一般的な転倒率の数倍に相当します。

 

こうした背景から、「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)」という概念が注目されています。これは運動器の衰えによって、将来的に要介護になるリスクが高まる状態を指します。

 

予防には、片足立ちやスクワット、かかと上げといった下半身のトレーニングが効果的です。

 

ぜひ、寝たきりを予防するために、日々の習慣に取り入れて、転倒しにくい体づくりを心がけましょう。

 

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