実は、筋肉を鍛えることは、骨を丈夫に保つためにもとても大切です。
骨は硬くて変化しないように見えますが、実は古い骨を壊し、新しい骨へと作り替える「骨代謝」を繰り返しています。
この骨代謝を活発にするために欠かせないのが、運動による適度な刺激です。
歩く、立つ、スクワットをするなど、体重が骨にかかる運動を行うと、骨に適度な刺激が伝わり、骨密度の維持・向上につながります。
さらに近年では、運動によって筋肉から分泌される「マイオカイン」という物質が、骨の健康維持を助ける働きがあることも分かってきています。
つまり、運動は「骨への刺激」と「筋肉からのメッセージ」の両方によって、骨を強くしてくれるのです。
一方で、運動不足が続くと骨への刺激が減り、骨は少しずつ弱くなってしまいます。
骨が弱くなると、転んだだけでも骨折しやすくなり、高齢になると活動量の低下や寝たきりにつながる原因にもなります。
そのため、将来も元気に歩き続けるためには、下半身の筋力を維持することが特に重要です。
太ももやお尻などの大きな筋肉を鍛えることで、骨にも良い刺激が伝わり、転倒予防と骨折予防の両方につながります。
筋肉を鍛えることは、骨を守ること。
10年後、20年後も自分の足で元気に歩き続けるために、今から少しずつ運動を習慣にしていきましょう。
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